赤ちゃんのブラッシングと洗口をマスターしよう
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赤ちゃん洗口はどのようにするの?
洗口は2歳くらいからスタートしよう
個人差はございますが、洗口が出来るようになるのは2歳くらいからと想定しましょう。
ブクブク洗口は3歳の時に約半分の子ができるようになると言われています。
またブクブク洗口より少し難易度が上がるガラガラ洗口は、4歳で半分くらいの子が出来るとされているので目安として覚えておきましょう。
親御さんはなにげなく出来ていますが、ブクブク洗口もガラガラ洗口も最初から上手に出来るものではございません。
段階を踏んで、ゆっくりと教えて上げて下さい。
親御さんが洗口をする様子を日常から見せてあげると、興味や関心を持つきっかけになります。
親御さんの真似をしている内に、出来るように変わるかもしれません。
水分を吐き出すことから挑戦
洗口の練習を開始する前に、水をペッと口から吐き出せるように練習しましょう。
方法は、コップで水をお口に入れてからそれを吐き出すことを繰り返します。
口内から水がこぼれたり床を濡らしたりしやすいので、入浴時に入って練習すると良いでしょう。
水を吐き出すときには、出来る限り遠くに飛ばすようにするとやりやすいとお伝えしましょう。
口内からペッと出せるように上達したら、次に口内で水を噛むようにしてから吐き出すようにしましょう。
最初の内は上手に出来ないかもしれませんが、お手本を見ながら根気よく教えていれば、いつか出来るように変わります。
焦らずに、洗口を楽しみながら練習しましょう。
洗口が難しい赤ちゃんのブラッシング
歯みがき粉はいらない
ブクブク洗口が上手に出来るまでは、必要以上に歯みがき粉を使用する必要はございません。
歯みがき粉を使用して寝かせてブラッシングをすると、歯みがき粉がのどに流れて、飲んでしまうリスクがあります。
こうなってしまうと、ブラッシングは苦しいものだと感じて苦手になるかもしれません。
赤ちゃん用の歯みがき粉には研磨剤や発泡剤、清涼剤などが含まれているケースがあります。
ですが、誤飲してしまう危険性の高い赤ちゃんに、無理に使用する必要はないでしょう。
ブラッシングの一番目的は、歯の表面を美しくすることです。
歯みがき粉を使用しなくても正しく歯磨きが出来れば、歯の表面にこびりついている食べ残しなどは取り除くことが可能です。
歯みがき粉を使用するのであれば、洗口が上手に出来るようになってから検討すると良いでしょう。
絶対に歯みがき粉を使用してブラッシングをしたい場合は、研磨剤や発泡剤、清涼剤などが入っていないタイプを選択しましょう。
赤ちゃん用の歯みがき粉は味や香りの甘いものが選べるので、そういったものを上手く使用して、ブラッシングを喜んでさせてあげたいというケースもあるでしょう。
そのような時でも、歯みがき粉は歯ブラシの先端にほんの少しだけ載せるようにすると良いでしょう。
ブラッシングを習慣にしよう
赤ちゃんの歯が生えた頃から、すぐにブラッシングの習慣をつけるのが大切です。
個人差はございますが、生後6か月頃から下の前歯が生え始めます。
しかし、初期の頃から歯ブラシをしようして隅々までブラッシングをする必要はございません。
赤ちゃんの時期に覚えたいのは、口内を美しくする習慣です。
出来る限り早いうちから口内を触られることに慣れさせることで、歯ブラシを使用したブラッシングを開始するときに円滑に行えるようになります。
赤ちゃんに歯をきれいにしようと優しく声をかけながら、ブラッシングをする必要性や歯みがきをすると口内が爽快になる感覚を伝えましょう。
ブラッシングをしないと虫歯になると怖がらせるような話し方は、ブラッシングに対しても恐怖心を与える恐れがあるのでやめましょう。