ドライマウスを放置してませんか?原因と改善策を解説
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ドライマウスを放置することで起こり得ること
味覚に影響を及ぼすケース
ドライマウスをそのまま放置すると味覚障害になる繋がるリススクが高まります。これは、口内の乾燥が原因で味覚を感じる舌のに影響を与えているからです。少しの間だけ乾燥する場合なら味覚障害まで繋がる可能性は低いですが、常に乾燥している状態が継続すると味覚障害へと繋がってしまいます。
口の臭いが気になるケース
唾液は殺菌をする働きがありますが、口臭に関しても関係があります。口内が乾燥することで唾液の分泌量が減少し雑菌が増殖し、口臭が気になります。口内が唾液で乾燥していない状態を作るようにしましょう。
ドライマウスを引き起こす要因5選
①鼻呼吸ができていない
鼻が詰まっているなどが要因で口呼吸をしている方は、息が通る過程で口内が乾燥しやすくなります。また、口を開け続けているため唾液が口内に充満しないです。
以上の要因により、口呼吸の方はドライマウスに繋がりやすい傾向です。口呼吸から鼻呼吸に意識的に気をつけることで、乾燥の改善が出来る場合もあります。
②極端な食事制限をしている
健康的ではないダイエットを継続している場合、ドライマウスに繋がることがあります。ダイエットで食事制限をする方が多いですが、食事を減少させ咀嚼回数が減ると、唾液の分泌が減少していきます。
適度な食事制限のダイエットであれば大丈夫ですが、極端に食事をしないというダイエットをすることは控えましょう。
③ストレスを感じる日常生活
ドライマウスは、ストレスを感じる生活でも発生しやすいです。もし、年齢や持病、薬の副作用などの影響が無いにもかかわらずドライマウスの方は、日常のストレスが原因かもしれません。ストレスは唾液の分泌量を下げてしまうのでドライマウスに繋がりやすいです。
現代は年齢は関係なく、ストレスが多い環境だといわれています。身体が疲弊している際にドライマウスだと感じたら、要因となるストレスを減らしましょう。例えば呼吸を落ち着かせて身体を動かすだけでも、ストレス解消になります。
④お酒やタバコの摂取
お酒やタバコはドライマウスに繋がりやすいです。お酒は脱水症状に繋がりやすく、口内も乾きやすくなります。タバコは交感神経に促し、唾液の分泌量を減少させます。タバコの習慣がある方は、タバコを辞めるだけでもドライマウスの症状を抑えられる。
⑤アゴの力が弱っている
食べ物を噛む際にアゴが動くことで、唾液腺に影響を与えて、唾液が出やすくなります。ご飯を早く食べる方は咀嚼が少ない場合が多く、ドライマウスになっているケースもございます。
咀嚼の習慣を改善することで、自分のアゴの筋力の向上に繋がります。不明点があれば、歯科医院で相談することを推奨します。
ドライマウスの改善策3選
①マッサージを行おう
唾液腺を外側から刺激することもおすすめです。特に耳下腺のマッサージはお勧めです。顔と耳の付け根の境目で、耳たぶの前方の窪みのことです。指で押すと、少し痛気持ちいい感覚があり、唾液が出る感覚があるでしょう。
この他にも、アゴの骨の内側部分のマッサージも良いでしょう。約10回程度マッサージします。
②薬を活用して改善する
ドライマウスが気になる方は、漢方薬や保湿用のジェルを使用することも選択肢の一つです。一般的には歯科医院で受診することを推奨しますが、すぐに改善したい場合は、市販薬を使用してドライマウスを改善しましょう。
③マスクを活用してみよう
鼻呼吸が鼻づまりなどで難しく、口呼吸を優先してしまう場合は、加湿マスクを使用して口腔内が乾燥しない様にすることも選択肢です。吸い込む空気で口内が乾くので、その空気を湿らせることで改善します。